福島に移り住み早8年。脱サラ夫婦2人(+子供2人)の安全安心おいしい農的生活です。コンの日記 http://nouka.blog68.fc2.com/ もご覧下さい。


by sekikonko88

国際競争力とは?農業の生産性とは?

規模拡大を後押しするため、増やした農地10a当たり2万円とのことです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101217-00000013-fsi-bus_all

規模拡大すると生産性が上がるそうですが、本当でしょうか?
日本の農業の生産性(反収)は既に世界1だと思いますし、更に、労働に対する正当な対価を価格にのせられないから労賃は最低水準だと思います。
なのに、国際競争力がないのは何故でしょうか?
機械・資材・流通のコストが馬鹿高いからでないでしょうか?

事あるごとに、農業の生産性の低さを槍玉に挙げ、さも農家に原因があるように言い、原因が農家の周辺にあることを直視せず、規模拡大に活路を見出そうとするのは間違いではないでしょうか?

確かに、高価な機械の利用効率を上げるための適正規模はあります。一寸前なら20ha弱だったと思います。高価な機械の減価償却などを考慮すればある程度面積は必要です。
それは分かります。
ただ、適正な規模で農業して得られる農作物の価格が国際競争力があるかは全然別次元の問題です。

以前、研修でお世話になった岡山の国定農産は200ha程度の経営で、天皇賞を受賞する先進的な経営でした。あるべき姿の1つと思っておりますが、国際競争の視点でみるなら、500haでも中規模と言われるアメリカの農業とコスト競争できるかは難しいものがあります。

規模加算を言う前に、××haあれば国際競争力ある農産物が作れるとの明確な根拠とモデルを示してほしいものですねぇ。
ま、私は奥山の百姓なので、規模拡大に答えを求めるわけに行かないので、規模拡大した1反分を申請して、2万円をミルク代に充てたいと思います。
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by sekikonko88 | 2010-12-19 08:54 | 農業