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福島に移り住み14年。脱サラ夫婦2人(+子供2人+ヤギ4頭)の楽しくておいしい農的生活です。


by sekikonko88

またしても意見交換会

師匠から時間があるなら来てと言われ、またしても意見交換会に参加しました。
相手は、去年の衆院選挙で落選されたJ党の東北地区、神奈川地区の方々です。

特に、東北ブロックの方々は、「東北志士の会」を結成し、次期選挙での再起を果たすべく活動をされているようです。

さて、意見交換会は、NPOの理事長(師匠)、副理事長、理事と新規就農者ということで私が参加しました。様々な賞を受賞しているNPOの取り組みの説明を受け皆様驚くばかりのようでした。
新規就農者として、また、外部から地域に来てどう考えていると意見を求められたので、都市と農村の役割を明確化して、農村部に然るべく施策をしていかないとダメで、今のままでは地域を維持していくことは難しい旨お伝えしました。
NPOの取り組みはとても先進的で立派ですが、東和地区全部をカバーしている訳でなく、面的、数的に地域を維持しているのは普通の兼業農家達です。その方々やその子息達がこの地で農業を続けていくにはどうすれば良いかを考えていかなければならいと思います。
中山間地域は、国土保全等の様々は機能を有しているので、その機能を維持するために、農業生産面だけでなく、環境的側面から財政的支援をするというのも手かも知れませんが、それ以上に、この地で農業すること、この地に住むことの大切さを、この地に住む方々実感できる世の中の仕組みが大切なのだと思います。

ま、書き出すと長いのでやめておきます。
言いたいことを言っていたら、秋田県のMさん(大御所ですね)より、「役人辞めると言いたいこと言えるから良いね!」と一言。
仰るとおり。役人の時と違って、当事者意識があるから言いたいことを言いたいのかも知れません。

現場を見て歩くツアーとのことでしたが、そういうことは現役の時にこそしっかりやってもらいたかったですねぇ・・。ま、落選を期に現場の声に真摯に応えようとする姿勢は評価できますか。
by sekikonko88 | 2010-08-06 05:02 | 農業