福島に移り住み早8年。脱サラ夫婦2人(+子供2人)の安全安心おいしい農的生活です。コンの日記 http://nouka.blog68.fc2.com/ もご覧下さい。


by sekikonko88

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山の手入れ

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小田と西谷を結ぶ細い市道があり、農業を学んでいる佐市さん宅への近道となっています。先日、伺った後の帰り道、スッキリした杉林を発見。その近くで役場時代お世話になった方が作業服姿でウロウロされてました。車を止め暫し閑談。

ヤブを退治し、不要な木を伐る等、荒れた山の整備を1人で取り組んでいます。将来的には遊歩道を整備したいとのこと。3年越しで取り組みです。
これだけ綺麗になればイノシシも近寄れないですね!と言ったら、電気柵でその場シノギするのは納得できなくて、山そのものを綺麗にしなきゃダメだんだよ!と力説されていました。私も全く同感です。
人の領域と動物の領域を、イノシシ達に理解させなければ、昨今の有害鳥獣被害は克服できないと思っています。
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ところで、この祠の脇の湧水は「ぜんそく水」と言われていて、ぜんそくに効くとの謂れがあるそうです。近所だったのですが、まだまだ知らないことが沢山あります。

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by sekikonko88 | 2015-03-27 00:10 | 農業 | Comments(0)

支店運営委員会

地元農協支店の標記委員を勤めさせて頂いております。
先日、採算が合わない地元ガソリンスタンドの存続についての意見交換会がありました。(別所にて大きな会議が入っていたのですが、地元の問題がこそ大事なのでキャンセルしての参加でした)

地元選出理事より、採算の合わない厳しい現状と設備補修に今後莫大な費用が掛る云々と、合併を控え不採算なものは全て切り捨てたい意思をヒシヒシと感じるような説明を受けました。

これなら廃止止むなしかと思いましたが、経験豊富な先輩諸氏より様々な意見が出され、活路が開けた感じがしました。
端的に言えば2点です。
・利用促進に向けた工夫をすべし、存続のための経費削減に努めるべし。
・なくなることによる地域的損失、JA離れを考慮すべし
全くその通りですね。
参加してみて、部門毎でみて不採算では経営上ダメだよという上から目線のJAと、JAには地域密着で活動して欲しいと強く願う地元組合員の考えたが対照的に見えました。

JA(農業協同組合)の存在意義は何でしょうか?今回の議論ではそこまで結論に至りませんでしたが、気付きが沢山ありました。

もし、部門別、地域別での採算を言い出すなら、人口が少ない、農業生産性が低い地域では農業を止めろという結論に行き着きますね。私はそれが一番心配です。
農協組織を残すための議論でなく組合員(つまり地域農業)を残すための議論が今必要なのだと思います。

昨今の農協改革で、首相が、ヤル気のある農業者と地域の農協が手を携えてといっていますからね。今しかチャンスはありません。
目先の採算ではなく、大きな枠組みで未来を展望した戦略を練ってもらいたいと切に思いました。

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by sekikonko88 | 2015-03-26 22:29 | 農業 | Comments(0)

新規就農希望者

母の実家は天草です。熊本市内から数時間掛かる超田舎で、1回しか伺ったことがありませんし、親戚の方々も関東圏に少なく、母方の親戚とのお付き合いは疎遠です。
そんな中、母の甥っ子(大阪在住)の倅が大学を出て農業をしたいと言っており、話を聞きに両親と共に来られました。
お父上(私のいとこになるのですね・・・実感なし)の事は、昔、本家に伺った折、お会いした記憶がありますが、今のお顔と一致せず。当時はもっとヤンチャな感じで、高校出たら大阪に出るんだと言っていましたね。

それはさておき、就農したい方から相談を受けることがありますが、
勿体無いから辞めずに定年後農業した方が良いですよ。
ロクな稼ぎにならないから勤め人の方が良いですよ。
実現性はどうあれしっかりした計画、目論みがないなら止めた方が良いですよ。
誰でも農業できるなら、元々の農家が農業辞めてないですよ。
等々、ネガティブなことをお伝えしています。
無責任にウエルカムとは言えませんので、止むを得ません。大抵の方は諦めます。
(正しい選択です)

ただ、今回は親族という事もあり、ネガティブとポジティブ両方伝えました。
母方の家系は、直感か正義感で動く方々が多い感じなので、止めてもダメでしょうから。親戚付き合いは少ないですが、心の中で通じるものが沢山あるので良く分かります。まずは、突っ込んでで遮二無二にやってもらいたいです。その方が屯田兵だった先祖も喜ぶと思っています。
ヤル気ある若者に心からエールを送ります。(できれば福島に来て欲しいですが!)

今の仕事が嫌だからとか田舎でノンビリという輩は応援したくないですが、一国一城の主になりたいとか夢を実現したいとかいうポジティブな方々は心から支持しますし、応援しますので、我こそは!と思う方は福島へどうぞ。




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by sekikonko88 | 2015-03-19 23:48 | 農業 | Comments(0)

LGBT

外では雪が降り、子供が風邪で熱を出したので、平日の午前中子守をしていました。
風邪なのに元気で、ちょろちょろ動き回ります。
教育テレビでは、LGBTのことが放映されています。
LGBTの生徒が学園祭等で学習会を開き世に訴えるという内容です。中高生が対象でしょうか?NHKのHPにはLGBTの特設サイトもあります。

学生の頃、ホモ・レズを差別するなと「雑民党」党首東郷健さんが、様々な選挙に出て政権放送、新聞広告で主張を展開されたり、カミングアウトして主張している方々のドキュメントが放映されたりしていましたが、世間的な認知はまだまだでしたので、隔世の感があります。

自分自身がそのような傾向がなく、知り合いでもいないので、正直なところ、この問題についてはニュートラルだし、やや無関心です。
ただ、多様性を尊ぶ観点からすれば、伝統に反する等と無碍に否定することもないのなか・・・と思います。
統計では、LGBTの方は、20人に1人いらっしゃるのだから、国内農地の0.4%しか占めていない有機農業からすれば、かなりの勢力だともいえますし。
(平成30年までに1%にするのが政策目標です)

どうあれ、誰もが、その存在を否定されずに自由に生きられる社会であって欲しいものです。



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by sekikonko88 | 2015-03-18 23:35 | 生活 | Comments(0)

間違った歴史認識

小学校の頃習った歴史だと、百姓は常に重い税を課せられ搾取されていたことばかりならいました。刀狩で抵抗権を奪い、5人組で自由を奪い、6公4民、7公3民等と年貢を課し搾りとると。子供心に、様々な方法で農民をガンジガラメにして搾る取るトンでもない時代だと憤った記憶があります。

農に携わるようになり、様々な学びの機会があり、昔のことも僅かながら知るようになりました。
年貢は水田に係るもので、畑で作った分は非課税。
開墾田は年貢が軽減されるので積極的に村外に出て(移住を伴う)農地を拡大。
支配者が気に入らない場合は、逃散(ちょうさん)して他地域へ集団脱走。
究極の手として一揆、直訴。但しこの場合は訴え実現と首謀者の死が引換え(日本各地に義民の碑がありますね)

農業・農村については、圧政に抑圧された暗いイメージを植えつけられて来ましたが、やらっれ放しではないのですね。自分たちの家族、村を守るため、強かで逞しい農民の姿浮かんできます。
どのような難局でも乗り越えていける農民でありたいと思います。


震災から早4年。亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると共に、避難されている方々が一日も早く望まれる暮らしを取り戻すことをお祈りいたします。



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by sekikonko88 | 2015-03-11 07:49 | 農業 | Comments(0)
震災の年に設立され、有機農産物の組織的・計画的出荷を目指し活動してきました。
活動開始3年目の作期に大ゴケして以来、販売先、販売方法について模索してきました。昨年より、何とかカタチになりそうなスキームが出来たので、本年はそれに集中したい思います。作りたいものを売るのではなく、売れるものを作る努力をするだけです。至極簡単なことなのですが、これが意外と難しい・・・。今年、本気で取り組んでみたいと思っています。大筋合意を得られたと思っています。

さて、総会後の懇親会で、地元NPO法人「ゆうきの里東和ふるさとづくり協議会」へアルバイトで出入りしている農家より、ゆうきの里と仲良くしなきゃダメだよと言われました。端からは私は対立しているように見えるのでしょうかね・・・。残念なことです。

有機の認定を受けてから、道の駅に、有機農産物の売り場を作って欲しい、特別栽培規格(有機農産物はそれより厳しい基準です)のブランドシールの貼付強制をしないで欲しい等々、ゆうきの里へ要望を出していて全て却下され続け、有機農業者として食べていく道を自分で作らねばならないと思い、行動してきたのが本当のところです。そもそも有機農業は生物多様性が重要なので、人間界も同様、様々なあり方があって良いと思っています。地域農業の活性化という同じ目的を持つ者が農法の違いで対立するというのはナンセンス。対立する積もりは毛頭ありません。
更に極めつけで、当会設立時に、ゆうきの里では、「当会とは関わらない」という方針を決めたとNPO役員より聞きました。新規就農者が地域のために新たな取り組みをしているのに・・・私は正直ショックでした。
以来、私は新規就農者が有機農業で生計が立てていける道を模索しています。
ゆうきの里が有機の里になることを信じて。

師匠が、有機に拘る私のことを頭の硬い人間と評していると伺ったことありますが、もう私には迷いはありません。
対立していると見られようが、そんな事は問題ではなく、人と環境に優しい、いつまでも続いていける農(詰まり、採算の合う儲かる農業)と暮らしを目指して頑張るのみです。

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by sekikonko88 | 2015-03-08 22:10 | 農業 | Comments(0)

地方創生って・・・・。

地方の問題は地方で解決しろと気軽に言われていますが、そもそも、東京一極集中により地方の過疎化、人口減少が起きているのだから無責任な物言いだと思います。
とは言え、なってしまったんだから、地方人として何かしら頑張っているところです。個人レベル、集落レベルで様々な取り組みがなされていますが、対象が大きくなるとそれなりにお金が必要になってきますので、補助金などを当てにしたいところですが、あればダメ、これはダメと結局は、中央の役人の都合の良いようにしか使えないようになっています。これでは、地方が地方の問題を自力で解決しようがなくなってしまいます。

有害鳥獣の被害は甚大で、昨今の米価の低迷と相まって営農意欲を減退させています。対処療法的に「電気柵」の設置に補助(1/2)を出しているようですが、根治療法でなく、イタチゴッコのように思えます(儲かるのは資材屋のみ。農業と同じ構造です)。

定住以来関わっている「戸沢7区保全会」。農地水事業に継続して取り組んでいますが、構成員の高齢化により初期の勢いはなくなっている感じで、世代を越えた連携が望まれているところです。

役員会で、中堅の方より、イノシシ対策として電気柵を巡らすだけではなくて、管理が行き届いていない旧道(車のない時代に使われていたもの)周囲をしっかり管理して、イノシシが隠れるところをなくすのはどうか?、また、併せて、日中時間のある方々に、常時、管内を草刈等の軽作業で保全していただくのはどうか?と提案ありました。

素晴らしいですね。我が意を得たりの心境でした。地元の問題は地元が解決方法を知っているものです。後は、一寸した後押しがあれば完璧です。
多面的機能云々というのは良いですが、理屈はどうあれ、現場はどうなっているのか?どうすれば維持できるのか?をしっかりと現場に来て見て、何十年も続く制度を考えて欲しいものです。

戸沢7区保全会は、行政がどうあれ動く力を持っていますので、私も一員として頑張りたいと思いました。



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by sekikonko88 | 2015-03-08 21:45 | 農業 | Comments(0)
二本松市合併10周年記念で、NHKの歌謡ショーが市内でありました。
その翌日、芸人のコロッケさんが市内の良いところを歩くこととなっており、夢ワインにもふらりと訪ねてこられました。社長と私で対応。
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子供の頃見たコロッケさんの物まね芸がとても印象的だったのですが、あれが確か小学校2,3年の時。同一人物なら長い芸暦ですね。
取材の後、気になったのでコロッケさんに、失礼ながら芸暦何年ですか?と愚問。
お陰様で35年とのこと。悪い事ばかりしてきましたからね~とも。

と言う事は、子供の頃見たのは正にデビュー当時だったのですね。
競争の厳しい芸能界で35年とは凄いものです。

短い時間でしたが、様々なお話を伺え、いつまでも続いていける農と暮らしをテーマに当地に住んでいる私にとって、とても勉強になりました。

それにしても、存在感があり目力が強い方ですね。

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by sekikonko88 | 2015-03-06 07:24 | 生活 | Comments(0)

阿武隈に生きる

川内村で蕎麦ビール(法律上は発泡酒)を含む特産品の発表会があり参加しました。
東和地区より南東へ約50キロ。百目木→葛尾→都路→川内のルートで、震災前、車や自転車で走ったことがある道です。百姓しているとブラつくことなく暫く行く機会ありませんでした。
避難が続いてる葛尾、昨年から帰還が始まっている都路。
人気がない街、湿地のような田んぼ、無数に積み上げられている除染で出た廃棄物を入れた袋・・・。
川内村は既に帰還し暮らしが取り戻されていますが、以前伺った新規定住者によるレストランは更地になったままだし、周囲には除染作業員用の仮設住宅が乱立していました。

阿武隈地域も人口減少が顕著な地域と言われていますが、原発事故による影響により加速することは必至ですね。
ご縁あって当地に住み農業し、運良く避難することなく暮らしを継続できていることに感謝しつつ、避難されている方々の分まで頑張らねばなりません。
気持ちを新たにした誕生日になりました。

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by sekikonko88 | 2015-03-05 06:05 | 農業 | Comments(0)

風評とは一体・・・

マスコミや行政の方々のみならず様々な方々とお話する中で、「風評被害の払拭」という言葉が常套句のように使われています。
「風評被害」という言葉については、原発事故以降ズッと考えてきました。
事故直後は、放射性物質が舞い降り作物に付着したり、土中に吸着される前のセシウムが作物に吸収され、「実害」がありました。
事故の年について、春先に畑にあった小麦は24Bq/kg、インゲンは6Bq/kg。(共に微々たる数字ですが、使っていないはずの農薬が何処からか飛んできて付着し検出したような不本意さを感じました)
翌年からは、放射性物資が土中に吸着されたり、吹き溜まったりして、全てNDでしたので、「実害」は0。とは言え、販売は厳しいと言われ続けました。
陳列棚に並べて売れば、ワザワザ縁もゆかりもない福島産を買う訳もなく、TVで汚染水だ何だと報道されれば気持ちも遠のくもの。これも人情だし、それを売れ残るリスクあるものを扱わないのは商売。
それでは福島産が永久にダメなのか?といえばそうでなく、他産地が不作になれば、47位が突然1位になります。昨夏は、天候悪く市況は大荒れし、自根キュウリ5kgは3,500円の高値(接木は5,000円。就農以来の高値です)を付け、嬉しかった反面、複雑な思いでした。

このような状況を鑑みると、これは「風評被害」ではなく、「経済(流通)の仕組み」なのではないでしょうか?。
流通業者は、風評を良いことに、福島産を需給のバッファーにしているのでしょうね。農や食を取り巻く多くの方々も食べていくためには利用できるものはなんでも使わねばならないでしょうから。
だから、その仕組みに組み込まれ諦めたり、悪あがきをするのでなく、新しい仕組みを作れば良いのでしょう。

道半ばですが、答えは出ているので後は、まい進するのみ!

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by sekikonko88 | 2015-03-04 08:31 | 農業 | Comments(0)