福島に移り住み早8年。脱サラ夫婦2人(+子供2人)の安全安心おいしい農的生活です。コンの日記 http://nouka.blog68.fc2.com/ もご覧下さい。


by sekikonko88

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男たちの大和/YAMATO

今年の反省に飽きて、偶然放映されていた標記映画をBSにて見ました。
沖縄水上特攻の話は、本で読み別の映像でも見て知っていたので、真新しさはなかったですが、本作では、そのリアリティに驚きました。実際に原寸大のセットを作っていたようですし。

現在の人間が現在の価値観で過去を裁くことはできないのは重々承知ですが、沖縄特攻の愚かさを改めて実感するばかりです。
一億総玉砕の魁になれ!と前線に出ない司令部の連中が良く言えますね。
故郷のため家族のためにと作戦への疑念や個人的な感情を胸に秘め任務に当る姿は、見る者に感動を与えます。神風特攻にせよ、この作戦にせよ、私心を捨て戦う者は立派です。
でも、個人の行いに対して敬意、尊敬の念を頂くことはあっても、特攻作戦全体を決して美化していけないと思います。

特攻作戦を立案し発動した指導部。人様の善意を巧に利用し、死に駆り立てていながら、誰も責任を取らない現実。原発の事故も然り。個人の行いと全体の行いは完全に根っこが違いますので、混同してはいけないですね。
全体を動かす無責任なシステム(官僚機構、権力等々)に対しては常に厳しい目を向けねばならないと改めて実感させた作品でした。
※対立、対決することではない点、念のため申し添えます。

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by sekikonko88 | 2014-12-29 21:15 | 生活 | Comments(0)

ビールの魂(ホップ)

今季ホップを試験的に栽培してみましたが、その成長量に驚くばかりで、野菜栽培している者としては、とても面白い作物だと思いました。

さて、ビールに欠くことのできないホップですが、国内生産の状況はどうなっているでしょうか?
調べてみると次の記述を発見しました。
引用開始
東北におけるホップ栽培面積は、昭和40 年代には1,200ha ほどあったが、その後、ビール会社の減反、生産者の高齢化などにより減少し続け、平成22 年は189ha となっている。
東北以外では、北海道で約3ha 栽培されているだけで、東北が全国の栽培面積の約99%を占めている。栽培面積の減少に伴い生産量も減少傾向が続いており、東北の平成22 年産の収穫量は358t となった。
東北における平成22 年産の栽培戸数は291 戸で毎年減少している。戸当たり栽培面積は65a であった。
東北地域では、宮城県と福島県を除く4県で栽培されており、県別シェアは岩手県が最も高く次いで秋田県、山形県、青森県の順となっている。
契約会社別栽培面積は、キリン社が(岩手、秋田、山形)と最も多く、次いでサッポロ社(青森、岩手、秋田)、アサヒ社(岩手、山形)、サントリー社(岩手)の順となっている。
引用終了
なるほど。生産者、生産量が減少していく姿は日本農業を象徴しているようです。
ビール業界は、大麦にしろ、ホップにしろ主原料のほとんどが輸入頼りです。酒税が高く(ビールは220円/L)、国内農産物が高いので止むを得ないですが何とかならないかなと1農家として思っています。
とは言え、メーカも国内ホップをアピールするため製品化する努力はしていますね。
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飲んでみたら、スーパードライ等の標準品と比べて上立ち香にホップの香りが強く感じられ良い印象です。皆さんも是非どうぞ。(これはビールでなくリキュールなのが残念ですが)

参考までリンク張っておきます。
tp://www.maff.go.jp/tohoku/seisan/tokusan/siryo/pdf/1210_1-2.pdf
http://www.maff.go.jp/tohoku/seisan/tokusan/syosai/hoppu_map.html


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by sekikonko88 | 2014-12-28 23:37 | 農業 | Comments(0)
震災の年に免許を頂いて早3年が経ちました。
1.製造
農業の傍ら農家自らが製造することをモットーにしているので、醸造は10月から3月までが理想ですが、1仕込が小さく回数をこなす必要があり、農作業開始後も醸造をせざるを得ない状況は今期も変わることありませんでした。
農作業と醸造作業のバランスが非常に難しいと感じています。
中身そのものについては、世間で言う所謂「スタイル」に忠実なものを造らず、自分の造りたいもの、素材にあったものを造っているので、農家ビールという無粋なままであることは否めませんが、生きたビール、昔ながらのビールと言うことでご理解頂いております。
昨年より、製造量を増やすための努力をしているため、昨年3,000L、今年は4,000Lまで伸ばせました。
2.販売
営業は一切せず、道の駅や卸さんを通じた販売の他、直売での対面販売、イベントでの使用が主な出荷先です。その結果として販路は広がらずです。製造量に見合う販売先は欲しいところですが、売れ過ぎて製造に専念するようになっては本末転倒ですので、口コミのみで増やしていくことが最善と考えています。
3.原材料
農家が作る麦酒ということで、原料も全て自家製としたいところですが、現状では玄麦で20~30%使うのが精一杯です。これは原料確保の困難さよりは、高い酒税、資材等によるコストの問題が大きいところです。とは言え、麦芽製造を試験的に行なったり、ホップを試験的に栽培したりし、次のステップに向けた取り組みを進めました。来期は、試験ではなく実用レベルまでに高めたいと考えております。
4.酒税
移出増に伴って酒税納付額も増えてきました。少しでも増やせるよう頑張らねばなりません。ただ、酒税法上の記帳について問題ありです。税務調査の度にオロオロしないように、移出・在庫管理をしっかりしたいところです。
5.免許
自分で飲みたいものを造れることは最高の喜びですので、免許を維持できるように、品質を向上させつつ、製造・販売量を確実に増やしたいと考えております。
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by sekikonko88 | 2014-12-28 22:45 | 農業 | Comments(0)
製造を開始して2年目の今年でした。
○製造
26年産リンゴでの製造では、前作での失敗を踏まえ、製造工程を改めたことにより、品質を安定化させることができました。昨年同様、青リンゴと完熟リンゴによる製品を製造しています。待望のブドウのワインについては、3年目の畑が増えたことにより昨年の倍を製品化できそうです。
更に、特区免許の条件解除を行なったため、請負醸造をできるようになり経営の基盤強化、技術向上に貢献しています。
○販売
知名度が低いことから、露出度を高めることを目指し、各種イベント、商談会に積極的に出展しました。出展して直ぐに成果とはなりませんが、ジワジワと広まっているのを実感しています。
しかしながら、販売では、まだまだ卸さん等の業者頼みのところが多いので、直販率を少しでも高めるような対策を講じる必要があります。
○経営
雇用している若者達が頑張ってくれているので製造・販売の基礎が出来つつありますが、肝心の役員8名が皆本業を持っていて夢ワインへの関与が薄く責任管理体制がしっかりしていないのが問題です。
来年は、自社ブランド品の増産と請負醸造の拡大を目指すと共に、清涼飲料水(果汁)の製造を開始し経営の基盤を強化したいので、役員の参加を促し陣頭指揮を強化し、飛躍の年としたいところです。

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by sekikonko88 | 2014-12-28 22:44 | 農業 | Comments(0)
早いもので1年が終わろうとしています。
今年はどうだったでしょうか?反省しつつ、来期の展望を整理。
1.有機農業
○生産技術
堅調でした。土が良くなって来ているのか、作物だけでない力を感じます。今期の悪天候に拘わらず大幅な減産にならずでした。山の資源(カヤなど)も有効に活用した土作りと有機栽培に合った栽培方法の確立に励みたいと思います。
○販売
まだまだの感あり。有機専門の売り先を失ってから、失地回復を目指し模索中。
・地元への販売
某スーパーチェーンへの直接販売と流通業者さんと連携した販売の2形態を試験的に運用し、それなりの成果があったので、来期に本格運用して結果を出したいです。
・実儒者への直接販売
生産者自ら売る努力は大切であるため、オーガニックふくしま安達のS君取りまとめの「旬の野菜リスト」を発信し実儒者への直接販売をしています。来期は「旬の野菜リスト」について生産者間の情報収集・実儒者への発信の仕組みを充実させ、レストラン等実儒者への販売を拡大したいところです。
・農協出荷
売り先がない農産物について農協へ格付けせず出荷しています。今年もそれなりに出荷しました。
価格は市場が決めるので、悪い時は全然ダメですが、今年は、お盆以降価格が暴騰したので、易きに流れてしまいました。
有機農業の地域内での拡大のためには、出荷し易い環境を作ることが重要です。そのため、格付した有機農産物を農協に出荷できる仕組みが必要と考えています。今季、地元農協へ段取りについて相談していたのですが、夏野菜の暴騰に浮ついてしまって宙ぶらりん状態でした。自分の欲たかりに反省!。来期、どの程度まで取り組みを進められるかは未知数ですが、国・県の有機農業を拡大するという大きな流れに乗って頑張りたいと思います。
・直売イベント
震災以降、風評被害払拭、取り組みのアピールのため取り組んで来ましたが、一定の成果があり、その役割を終えたということで、来期は、お付き合い程度の出展に止め、生産に集中すべきと考えています。
○組織(オーガニックふくしま安達)
組織は農家の利益のためにあるべきとの観点から、農家にメリットを提供できるように、売り先の確保、生産技術の共有等をしなければなりません。
売り先の確保とは同時に、組織としてある程度の計画的組織的出荷する能力が求められるので、メリット共有を希望する会員により、しっかりとした生産体制を作りたいと考えています。
○自分の経営
生産技術が高まり、販路も確保できるようになれば、経営らしくなってくるものです。両方ともまだまですが、就農して8年も経つと何となく見通しが立ってきた感じがします。
ただ、毎年のことですが、醸造や他の取り組みとの兼ね合いで農作業に集中できずにいますので、この点の整理が最大の課題になっています。

振り返ってみると、農業については道半ばで、はっきりとした成功もなければ失敗もない状況ですので、来年は、数字なり形なりに、ハッキリ出来るよう心がけたいです。


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by sekikonko88 | 2014-12-28 19:20 | 農業 | Comments(0)
地元で活動するNPO法人です。
道の駅やスーパー等での直売や新規就農者の受け入れをしています。
耕作放棄地解消の優良事例で農村振興局長賞を、地域活性化の取り組みで総務大臣賞を受賞する等、様々な栄誉に輝く組織です。

道の駅「ふくしま東和」を行政より請け負って管理していることから、私も会員として、ななくさビーヤを販売させて頂いております。(手数料20%)

さて、あぶくま農と暮らし塾の講義で、地域の先達に学ぶということで、ゆうきの里の理事長をお招きし意見交換会をしました。
塾長より、ゆうきの里関係者の参加も促すようにと指示があったので、案内していましたが、参加はゼロ。人材育成に対する関心のなさを実感します。

分かっていた積もりですが、改めて理事長より、その取り組みについてパワーポイントを活用した説明を受けて、なるほど!と思いました。
ただ、対外説明用に作られたパワーポイントに、移住者として私達夫婦が紹介されているのには苦笑い。(私は、ゆうきの里のスキームで東和に定住したのではなく、師匠O野さんのご尽力により定住したので・・・。)

取り組みについての話を伺いましたが、正直なところリアリティを感じることができませんでしたので、自分自身の取り組みを着実に進めていくしかないなーと思った次第です。

部外者がトヤカク言う話ではないですが、
新規就農者をネタにするならば、新規就農者達をNPOの運営に関わらせるべきだと思いますし、
それ以上に、いつまでも「ゆうき農業」(所謂、特別栽培程度の規格です)に留まっていないで、早く「有機農業」へ転換して、有機農業による地域起こしに本気で取り組んでもらいたいと思いました。

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by sekikonko88 | 2014-12-26 20:26 | 農業 | Comments(0)

忘年会

夢ワインの忘年会が岳温泉でありました。
久々に取締役が全員参加だったので、取締役会を開催し、意思疎通を図りました。
8名の取締役はそれぞれ本業のあるので、ワイナリーの事業に専従的に関与できずいます。
専従でないのは、良い面あり、悪い面ありです。
でも、人任せではダメですし、社員に対しても示しが付きません。
来年からは、完全に独り立ちしなければならないので、取締役らの積極的な関与をお願いしておきました。

宴会では、東北6県のブドウを持ち寄りタケダワイナリーで醸した貴重なワインが出され、復興への思いを新たにしたところです。
とは言え、日本酒好きが多いので、天明、久保田(相変わらずダメな酒でした)が直ぐになくなりました。1年の労苦を忘れる宴だけあり、各員大ハッスル。

朝起きたら、外は真っ白。20cmは積もったでしょうか?
帰宅したら、岳温泉程ではなかったですが、一面真っ白。
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冬至を過ぎ、また日が長くなります。年が明ければ、来季の作付けの段取りも始まります。
戦士に休息はないですね。



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by sekikonko88 | 2014-12-24 00:58 | 農業 | Comments(0)
毎年恒例の行事になりつつあります。
原発事故以降、保護者に気を使って、用水路での生物調査を見合わせてきました。その代わりとして、環境学習会を開催しています。
地域内で活動しているエコユニット「クローバー」を講師にお招きして、環境や食べ物について学習をして、その後に、クリスマスクッキング。

今年は、消費が低迷し、価格が下がりつつある「米」についての学習でした。
日本のみならず世界のお米についてのお話に地域の子供たちは聞き入っていました。
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学習会の後は、クリスマスクッキング。
ご飯をキャンバスに、野菜、ノリ、チーズで自分の顔を書くというもの。
子供たちは真剣そのもの。
写実的なもの、抽象的なもの様々な自画像が出来上がりました。
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        (わが子作)

子供達は地域の宝ですね。
子供達のために、この大地を残さねばなりません。


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by sekikonko88 | 2014-12-24 00:44 | 農業 | Comments(0)

綿花栽培

石の上にも3年なんて言いますが、綿花栽培は4年目を終えました。
食べるもの着るものもオーガニックということで、震災の年にご縁あって以来、栽培をしています。
1年目は、播種が大幅に適期を過ぎていたのでダメで、
2年目は、夏野菜の収穫にかまけ過ぎて雑草に負け5kg
3年目は、毎月共同作業を入れて50kg程度の収穫に持っていきましたが、大雪でハウスを潰され乾燥中の多くを失ってしまいました。
4年目の今年ですが、栽培に改良を重ね、最高収量と思いきや、まず、発芽率が悪く出鼻を挫かれ、思ったほど収穫量ありませんでした。

このままではロクな結果を出せずに終わるとの危機感の下、反収100kgを目指している農家(法人)があると知り、名取に行きました。
綿花の栽培面積は1ha。本業は、水稲(約100ha)と転作ダイズ、野菜とのこと。
凄い面積です。
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ここでも、様々な工夫をして収量アップを狙っています。
担当の方よりご指導頂き、様々な収穫がありました。
来年こそは頑張るぞ!と車中にて酒盛りして盛り上がりました。


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by sekikonko88 | 2014-12-24 00:27 | 農業 | Comments(0)

銀山温泉泊

有志で先進地視察をしました。
泊まりは銀山温泉。人事交流で役場勤務していた時、直属の上司の係長が、とても良いところだから任期中に行こうと言われながら、激甚指定を受ける災害に毎年見舞われ結局行けずに離任した因縁の温泉です。
今回、泊まってみました。
噂通り、レトロな感じでまとまったとても良い温泉街でした。
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雪が降って良い感じでした。
温泉に浸かり旨い酒を飲んで鋭気を養い、来年に向け気合を入れたところです。



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by sekikonko88 | 2014-12-24 00:13 | 農業 | Comments(0)