福島に移り住み早8年。脱サラ夫婦2人(+子供2人)の安全安心おいしい農的生活です。コンの日記 http://nouka.blog68.fc2.com/ もご覧下さい。


by sekikonko88

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農水省の政策目標です。果たして結果は如何に?
H25時点での評価はC。
原発事故で東北が振るわずとの言い訳が書いてありましたが、それだけでしょうか?

福島県は、自らが認定機関となり有機JASの認定を行なっています。
私も平成20年より認定を受け毎年更新してきました。
公の期間が認定機関になっているので手続きに掛かる経費は16,000円と破格のお値段です。
(環境保全型農業直接支払で十分賄えます)

普通に農業をしている方々は、特段、書類を求められることなく、認定料を払うこともなく何もなく済んでいると思います。
(最近は農協が栽培履歴、誓約書だせと言ってはいますが)
ところが、私達有機農家は、育苗、栽培、格付、資材購入等々の記録や証拠書類が求められ、この事務コストもバカにならないと思います。

JAS有機が普及しないのは、出荷方法、売り先がないという出口の問題は当然ありますが、事務手続きが面倒との入口での問題もあると思います。

だからと言って、JAS有機の認定を受けたい農家の事務負担を軽減するというのは、制度の信頼性を保つためにも問題あります。
だから、逆の発想で、普通の農家にも平等に記帳の義務を課せば良いのではないでしょうか?
卑しくも人様の口に入るものを生産しているのですから、有機だからとか、慣行だからとかは関係ないと思います。
規制緩和が世の流れですが、この点だけはしっかりしておいた方が良いと思いませんか?


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by sekikonko88 | 2014-09-25 23:13 | 農業 | Comments(0)
オーガニックふくしま安達の有志で綿花栽培を続けています。
毎年、草対策を始め様々な課題を残していますが、それなりに栽培できるようになりました。

収穫した綿花でオリジナル手拭を作って頂いております。
純福島産では、数量足りず、単価が高く付いてしまうので、福島県産有機綿20%(縦糸)、米国産有機綿80%(横糸)の代物です。とは言え、とても良い手触り、風合いです。
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絵柄は、沖縄出身のN里画伯によるものです。なんとも素朴で、癒されますね。
彼には、この辺りの風景がこう見えるのでしょうか。彼のセンスにはいつも関心しています。
もっと才能を活かして、より多くの人を癒して欲しいですね。

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by sekikonko88 | 2014-09-25 00:15 | 農業 | Comments(0)

Gustav Mahler Symphony n. 10

とあるアニメで、足の付いていない未完成の機体で主人公に挑んだライバルの姿がありましたね。
足のことを「あんなの飾りです。偉い人にはそれが分からんのです」と言い切り、未完成でないと力説しつつ、士官に向って、その能力を未知数と言ってしまう整備兵の度量に感銘を受けました。出撃前のあの遣り取りは名場面ですね。

未完成と言うのはとても魅力的なものですが、完成形はどうなのだろうと考えてしまうと手が出しにくいものです。
音楽は好んで聴く方ではないですが、マーラーは中学生以来ズッと聴いています。
かれこれ30年。進歩しないなと我ながら呆れています。

第10番は未完成曲で、補筆版が流布されていますが、第9番で、生と死を肯定し、死をも受容したようなのに、その後の第10番ってどういうことよ?と疑問に感じていました。
完成させなかったのは本人の意思なのだから、誰かの補筆というのは・・・と積極的に聴く事ありませんでした。

第10番に関するインバルのインタビューを見て、その考えが吹き飛び、聴き始めました。
人生、死についての回想であり、求めて実現しなかったことの成就なのだと。
この第10番でマーラーの全交響曲が完結すると。

通しで聞いてみるとその世界観に圧倒されます。
音楽的なことを一切分かりませんが、何を感じ、何を想い、何を見たのか・・・ヒシヒシと感じます。特に最終楽章のクライマックスは素晴らしい。全てが詰まっていると感じました。

限られた生の中で、自分は何を求め、何を成就するのか?考えさせられました。
色々と物思いにふけることができるので、やはり秋って良いですね。

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by sekikonko88 | 2014-09-24 23:14 | 生活 | Comments(0)

株主総会無事終了

平成24年9月19日に設立された「ふくしま農家の夢ワイン株式会社」ですが、先日、丁度、設立満2年の日に第2期定時株主総会を終えることができました。

免許取得、製造設備整備をして、風評被害で売り先を失ったリンゴ(H24産)でシードルを完成させて終了した第1期(H24.9.19~H25.6.30)。
第2期(H25.7.1~H26.6.30)は、完成させたシードルの販売で始まり、H25産リンゴによる醸造、製造施設・設備を充実させるための製造場増床、醸造機器導入、更には各種イベント出展などにより営業強化を行いました。

経営の安定化、雇用の維持のためには、ある程度の規模が必要ですので、当面は先行投資止む無しで、補助金、各種制度を活用した背伸びをしているような経営状況ですが、何とか黒字で決算することができ安心しました。
これも一重に、株主様方の寛容なお心、関係する皆様の温かいご支援の賜物です。

第3期が正念場と覚悟を決めて役職員一堂全力で精進して参りますので、今後ともご指導、ご支援宜しくお願いします。




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by sekikonko88 | 2014-09-24 22:08 | 農業 | Comments(0)
お酒、肴、サービスにこだわってるマスター主催のワインの会に参加しました。
ソムリエも同席される本格的なもので、出てくるワインも超一流品。

そのような場にただの呑ん平(しかも大の日本酒好き)が参加するのは気がひけるのですが、勉強と思い夢ワインの醸造担当者と共に参加しました。

小布施ワイナリーのスパークリングワインで乾杯した後、Kenzoなる銘柄の白、ロゼ、タケダワイナリーの赤3種(ブラック・クイーン、ベリーA、メルロー)が提供されました。全て瓶で提供されたので開栓の都度、ソムリエの美しい手さばきが拝見できます。やはりプロ。格好良いですねぇ。

私が一番感銘を受けたのはタケダワイナリーさんのベリーA。
飲んでいて、普通のワインにはない豊かさ、複雑さ、パワーを感じて、思わず旨い!と唸ってしまいました。
能書きを呼んでみると自然栽培された70年の古木より収穫されたブドウが原料とのこと。
有機農業者として嬉しくなりますね。(自然栽培と有機栽培を同じにするなと言われると見も蓋もないですが)

とても良い勉強になりました。
散会後、日本酒専門店、焼き鳥の銘店とハシゴ酒。その都度、素晴らしいお酒、肴、サービスに感銘を受けました。


積極的にワインは飲まないので、飲んだ数は知れていますが、今まで飲んだ中で、
マルスワインさんの甲州10年古酒が一番相性良かったですが、今回のタケダワイナリーさんの自然栽培ベリーAとも相性良さそうです。だんだん、ワインに染まって来るのでしょうね。



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by sekikonko88 | 2014-09-24 19:00 | 農業 | Comments(0)

ブドウの収穫

昨日、ワイナリーにて収穫作業&収穫祭を行いました。
震災の年に植えた樹は4年目(数え年)を迎えただけでなく、今年3年目を迎え収穫できる畑が新たに加わりました。

今年は春に毛虫が異常発生し、新芽を喰われてしまったり、後の曇天・降雨続きの悪天候により病気が出たりと大変な年でしたが、生産者の熱意により収穫に漕ぎ着けました。
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写真のものは、3年目の樹のヤマ・ソービニヨンです。
糖度低めですが、良い色ですね。
どんなワインになるのか楽しみです。

収穫祭では、昨年初収穫した社長のヤマ・ソービニヨンによるワインが提供されました。
専門家はどう判断されるかは分かりませんが、製造時より、まろやかになり、香りも落ち着き、良くなった感じです。
社長は、俺の葬式ワインにするんだ!と言っていますが、旨いので折々に呑まれ数少なくなってきました。
全部飲み尽くせば葬式ができなくなり、社長は不死身ですね。これで会社も安泰。


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by sekikonko88 | 2014-09-22 08:31 | 農業 | Comments(0)
この辺りでも稲刈りが始まりました。
お隣さんもモチの収穫をしています。
「新米でないんだが彼岸なので」とお隣さんがお蒸しを持ってきてくれました。

お隣さんは、季節の節目の他、田植えを終えた時、稲刈りを終えた時など作業の節目で、お蒸かし、お餅など様々なものを作られています。当家も隣のよしみでおすそ分けして頂いております。当家では伝統食を作る技術がないので、とても美味しく頂くと共に、食文化の大切さを実感しています。
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今回は栗ご飯。とても美味しいです。
(大学の頃、付属農場での実習の時、栗をツナギの中にギッチリ詰め込んで(歩くととても不自然な動きになります)、栗ご飯にして皆で食べたのを思い出します。)

大地、里山の恵み、人の心と技に感謝!ですね。



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by sekikonko88 | 2014-09-22 08:20 | 農業 | Comments(0)
有機野菜を取り扱いたいと東京の会社より電話がありました。
小規模農家には無理がない量で、こちらの言い値。
ただし、月末締め、翌月末払い。(2ヶ月ただ出荷させられます)

怪しいですね。
登記簿を確認すると(ネット上でできます)、住所違いですが会社は存在していました。住所違いを指摘するとこれから手続きするとのこと。登記簿を見る限り、有機野菜を扱うような会社ではなく、どちらかというと産廃業者の感じです。

商談でその会社の事務所に行ったことがある方の話だと、事務所には保冷庫もなく、保証金の決めもない等まともでなかったそうです。

取り込み詐欺をすることを目的に、登記簿などを買って会社の体裁だけ整えただけなのでしょうね。
とは言え、市場価格が異常に安い時だったので、サンプルを送付しておきました。

翌週、懲りずに注文が来るので、「C品の送料着払で」伝えると、以降、連絡が来なくなりました。

支払いの期日が過ぎた頃に、当該会社が破産し、債権の整理をしていると、東京の弁護士事務所より丁寧に手紙が来ました。
(これがまた、懲戒処分を何回も受けている弁護士なのだから面白い話です)

これらの方々は一体何をしているのでしょうね。
稼ぐという意味を知っているのだろうか?
生きていくためにお金は必要ですが、お金のために生きるというのではね。
世の中には様々な方いらっしゃるものです。

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by sekikonko88 | 2014-09-20 08:56 | 農業 | Comments(2)
9月7日開催のふるさと祭にてラッパ隊の出動がありました。
新隊長になってから始めてのドリル演奏の披露で、この日に向け十数回の練習を重ねてきました。今年は、改選期で隊長の交代、隊員の入れ替えがある中、ドリルの中身を変更したので、演奏中ミスをしないか冷や冷やものでした。
皆と別の方向やタイミングで歩き出してしまうのはやはり恥ずかしいものです。
特に、ふるさと祭のような一般の方々が間近で見ているとなお更です。
とりあえずノーミスだったので安心しました。(反省会の酒が美味しいですね)
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かれこれ7年程度ラッパ隊に在籍していますが、上に立つ隊長それぞれが演奏、隊のあり方、職務への向き合い方等について考えをお持ちですので、同じ事をしているはずなのですが、隊長が変わる度に、その隊長の色が出てきます。やはり、上に立つ者って重要ななのだなーと実感しています。次回は、秋季検閲での披露です。隊長に恥を掻かせてなりませんから、更に、練習、練習!

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by sekikonko88 | 2014-09-17 12:55 | 生活 | Comments(0)

何が問題なのか?

有機農産物の組織的、計画的出荷を目指して、奇しくも震災の年に「オーガニックふくしま安達」が設立されました。生産者、有機農産物専門卸さん、物流・決済を担うJAの3者が連携した仕組みで、関係各位の努力、行政機関のご指導等々により1、2年は順調に推移しましたが、3年目の昨年は、売り上げが対前年比5%と散々でした。やはり、売れないとのこと。被災地応援なぞという特別な枠組みは所詮ダメで、日常にならなければいけないですよね。

この状況を打開すべく、直売や商談会に出て、販路開拓を行なってきたのですが、何とかしなければ!という気持ちを置いておいて冷静に考えてみると、不足するのは販路ではなく、供給力と物流だと気がつきました。

売り先があっても、物流が組めなければ出せませんし、個包装等、手間が掛かるようでは対応できない農家も出てきます。更には、価格で折り合わないと絶対出てきませんし。
オーガニックふくしま安達は単なる任意団体ですから、出す出さないは個人の判断に委ねられます。
強い個々の経営体の緩やかな連合体という理想像を持っていましたが、多様化する実儒者のニーズ、に対しては、それでは対応に限界があります。

さてどうするべきか・・・。何時までも続いて行ける農と暮らしを目指していますが、その経営体のあるべき姿を模索しているところです。

問題を認識できれば、半分解決できたものだとの諺があります。
これからじっくり考えてみたいと思います。

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by sekikonko88 | 2014-09-16 13:00 | 農業 | Comments(0)