福島に移り住み早8年。脱サラ夫婦2人(+子供2人)の安全安心おいしい農的生活です。コンの日記 http://nouka.blog68.fc2.com/ もご覧下さい。


by sekikonko88

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東和地区果実酒特区

S藤さんの強力なモチベーションのもと東和地区で果実酒特区の動きが急加速しています。
還暦を過ぎ、早くカタチにしたいとの猛アプローチです。

それを受け、果実特区を受けられるよう行政への働き掛けを始めました。
「応援すっから!」とのM市長のご厚意はさておき、実務者レベルでの話しを進めなければなりませんので、市役所の関係部署の担当者に集まって頂き、こちらの構想をご説明し、特区の認定申請の確約を取り付けました。

早ければ来年の1月募集で申請して頂く段取りです。
それができれば、来年度中に、廃校等を利用した醸造施設の整備をして、3年後に東和地区オリジナルのワインができますね。楽しみです。
それに合わせて、有機農業を志向する農業者による有機ブドウ園を作って、是非とも有機ワインを作りたいですし、その際にはオーナー制をとって都会の消費者の方々が参加できるようにしたいと思っています。

何かをしたいと思う方々多いですが、イザ、動くとなると動けないのが人の世の常ですが、それでは世は変わらないので、思った人が率先して動いて頂かないといけないと思います。
その点、この果実酒プロジェクトは動くべき人が的確に動いているので上手く行きそうな気がします。

それにしても、市役所との協議の時に、市役所からは、農政、商工、財政と10名近い出席を頂き恐縮しました。民間とは違い話しの進め方の難しさを感じました。
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by sekikonko88 | 2011-11-28 20:46 | 農業 | Comments(0)

裏の婆様

当園には安達太良を見晴らせる丘の上の畑があります。
その畑に隣接する小径の向こうは裏の婆様の畑です。
尾根の峰を挟んで東側が当園で、西側が婆様の畑といった感じです。
5a程度でしょうか。小豆、大豆、エゴマ、ジャガイモを輪作し、草一つなく管理された畑なので見ていて惚れ惚れします。

永い年月の労苦のため(?)腰が90度に曲がっている姿勢ですが、いまだに鍬を振るい畑を耕しています。息子さんがトラクターで耕そうものなら「こだ(こんな)荒いウナイ(耕し)ではダメなんだ!」と一喝。作業に対するコダワリ、畑を無駄なく有効利用する心意気、その百姓魂に感銘を受けます。

先日、畑の大豆を収穫のため登っていったところ、婆様の畑が重機で均され山砂が顕になっていました。ショックを受け婆様にお聞きしたところ、大雨の時に、雨水が母屋に流れて来るとのことで、均して迂回させるよう息子さんが工事したとのこと。

あの土では作付はダメですよね・・・。
「畑を遊ばせてはダメなんだぁ、あだ(あんな)ふうにしたら畑として使えねぇ・・」ととても残念そうに言われました。

小豆を3俵取った、エゴマで10万取ったと何時も嬉しいそうに話をする婆様。金額的には大したことない数字ですが、百姓魂を感じます。今の世代が忘れてしまったものなのかも知れません。
この婆様の数字では図れないファイティングスピリッツを見習いたいものです。
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by sekikonko88 | 2011-11-28 20:28 | 農業 | Comments(0)
静鉄ストア感謝祭の前日、有機専門の卸さんと会津の有機農家の方々そして静鉄ストアのチーフバイヤーさんを交えての懇親会がありました。

農家は安全を我々が安心を担ってお互い頑張りましょうとバイヤーさんより挨拶。
感銘を受け、少々お話させて頂きました。

原発の事故直後に、役員に呼ばれ、福島県産の野菜の取扱について方針を求められ、ご自信で徹底的に情報収集され勉強された結果、出荷停止にならない限り安全だから扱いますと答えたとのこと。
以後、継続した福島県産農産物の取扱(当然、有機農産物もです)と消費者の安心を確保するための情報提供に努め、消費者からの問合せには自ら電話に出て対応して不安を払拭してきたそうです。

玉石混交、様々な情報が流布され消費者の方々は振り回され不安だったと思います。
最後の砦たるスーパーの方が一言「大丈夫ですよ」と言えば、消費者は安心して購入されることは容易に想像できますが、やはり大変だったと思います。

それでもダメな人はいますよね?と意地悪な質問をしたら、何と、「分からない人に食べてもらう必要ありませんから」とサラリ。苦労して作っている農家への優しい思いやりが感じられますね。バイヤーをしている誇りと気概を感じました。流通業者は右から左に物を流して儲けるだけと醒めた目でみがちですが、自然農法販売協同機構の南埜専務さんといい、このチーフバイヤーさんといい熱い方がいらっしゃいます。

その努力の甲斐あって、福島県産の米からセシウム検出の報があった時も問合せはなかったとのことでした。何かあれば風評被害が起きると考えがちですが、地道な努力をしていれば防げるのが分かりました。
心より立派な方だなと思いました。業績重視の世にあって、決断するのは相当な勇気と覚悟が必要だったと思います。

復興、被災地支援の盛り上げ形のイベントも大切ですが、沢山取れる農産物を捌くのは日々の流通が大切ですので、やはり流通業者の方々の高い見識と勇気が必要なのだと思います。

その気概に応えるためにも、首都圏に行ったらヤオコー、静岡に行ったら静鉄ストアで買い物しようと思います。
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by sekikonko88 | 2011-11-26 13:29 | 生活 | Comments(0)

ふくしま6次化創業塾

定住して間もない頃、福島市商工会が開催した「創業塾」を受講しました。
農業分野に固執せず幅広い方々と知り合いたいとの思いがあったからです。

商工サイドの企画なので様々な分野の方が来られ大いに刺激を受けると共に、創業塾がキッカケで様々なご縁を頂くことができましたし、未だに続いています。
創業塾は私にとっては縁起が良いのかも知れませんね。

そんな風に思っている私なので、子守をしながらの部屋の掃除中、紙ゴミの中から(担当者の方すみません)申し込み期限30分前の「ふくしま6次化創業塾」の案内を偶然見つけ、ピンと来て早速メールして申し込みました。

さて、どんなご縁が始まることやら・・・。
21日が入塾式でした。行ってみて、ま、こんな出だしでしょう・・・との感覚でしたが、県庁の担当者が大学の先輩。ご縁は始まってますねぇ。
期限ギリギリで申し込んだのに座席番号が真ん中位で不思議に思っていたら、何と、初級・中級合わせて100人以上の申し込みがあり70名を選抜したとのこと。この手の企画では珍しいですね。
まずは税金の無駄遣いにならないように頑張ります。

ただ、県は「地域の6次化」と農・商・工連携をも含む物言いをしていますが、1百姓として「農家が主体的に」という本来の6次産業化の精神は忘れずにいきたいと思っています。
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by sekikonko88 | 2011-11-22 23:26 | 農業 | Comments(0)

被災証明の活用

被災者に交付される被災証明書ですが、これを活用すれば高速が無料となります。
聞くところによれば、上手く走れば福島から九州まで無料になるそうです。

さて、静岡にある「静鉄ストア」さんは、原発事故後も「BUY福島」のキャンペーンを張り福島を応援してくれました。そのお陰で「オーガニックふくしま安達」の有機農産物を売り切ることができました。静岡県民の皆様、静鉄ストアの皆様のお陰様様です。

その静鉄ストアさんより感謝祭へ出展を頂いたので会のメンバーを募り遠征して参りました。
総勢10名。
マイクロバスに野菜を詰めた段ボールを満載して走る姿は、正に3月に磐越道で見た全国各地から被災地に向かう救援物資を積んだ車両そのもの・・・。

走行距離は片道で600km。
その時役に立つのが被災証明書です。
本宮IC-北関東道-圏央道-中央道-河口湖ICが無料となりました。
凄いですね。まともに払うと会の財政が傾いてしまいますので助かりました。

悪用はしませんので、この被災証明が何時までも使えるようご配慮頂きたいものです。
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by sekikonko88 | 2011-11-20 00:09 | 農業 | Comments(0)

復興麦酒(続き)

前日の雨で中止になった麦蒔き。
日を改めて蒔きました。
丁度、その日に復興麦酒についての取材を受けたので記事と播種の写真がありますので参考までどうぞ。優秀な手押し播種機です。
当該記事です

播種が10月28日で、11月17日で写真のように美しく発芽し成長しました。
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やはり私は米より麦の方が好きです。

これから寒くなる時季に直播され、寒さに耐え越冬。麦踏されて強くなってグングン伸びて見事な穂になる姿に感動します。暖かくなる時季に苗から圃場で育つ稲とは大違い。言うなればお坊ちゃまとヤンチャ坊主との違いでしょうか。

開墾畑の土作りを兼ね空き地があれば麦を蒔いたので、今年は3反程度になりました。
しっかり育てて復興麦酒の原料にしたいと思います。
(播種したのは大麦だけではなく小麦もありますので悪しからず)
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by sekikonko88 | 2011-11-17 18:17 | 農業 | Comments(0)

山水会

「山水会」は、東和地区へ移住された方々の親睦団体です。
顧問にO野師匠の奥方を頂き、家族を含め20名程度の会員がいます。

定年組、脱サラ組、Uターン組と様々な年齢層と、悠々自適、農業、陶芸、勤め人と様々な職業の方がいます。いわば、東和を共通項とした異業種交流会ですね。
なので、話していて面白いです。

今回集まりでは、数名のニューカマーを迎えました。
会場は、M竹さん宅。
定住十数年となり地元の顔的存在です。来年は区長さんなのだとか。

広大な敷地の古民家で農業、陶芸、闘鶏(凄い趣味ですね・・・)と悠々自適の生活です。
正に都会人の憧れるような生活ですね。
でも、聞くと、田舎でノンビリとはいかないそうです。
所属集落が活動熱心な集落なので、年がら年中共同作業があるそうです。
そういえば、この辺りは養蚕で天皇賞をとった集落で、団結力はピカイチですからね。
そんな中にあっても和を保ちつつ、自己のポジションを確立しているM竹さんは定住者の鏡ですね。

東和が好きで定住された方々とも末永くお付き合いしていきたいものです。
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by sekikonko88 | 2011-11-17 15:33 | 生活 | Comments(0)

TPPと農業

国敗れて山河もなしになりませんように。

夏に、戸沢林野小作組合で山木屋地区に隣接する地区の草刈りをしました。
隣は計画的避難区域の山木屋地区。
様子を見に仲間と車で下って行って驚愕しました。

耕されず草ボウボウの田んぼ。1枚2枚ではありません。ズッと続いています。
悲しくなり、怖くなり、涙出る思いでした。
同乗者もかなりショックを受けたようです。

代掻き後の綺麗な水面、田植え後の淡い緑色、初夏の日差しに映える緑の稲、頭を垂れる稲穂・・・そんな美しい景色が日本人の心を育てたのだと思いますが、それがなくなるという事はどういうことでしょうか?精神的支柱を喪うと言っても過言ではないと思います。

山木屋地区は放射能の影響で耕作ができずそのような風景になってしまったのですが、これは間違いなくTPP参加後の日本の山間の農村の風景だとも言えます。

山、田畑が荒れて人の心が荒む・・・。
感傷的に考え過ぎでしょうか?経済や数字では測れない事はどう評価すれば良いのでしょうか?
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by sekikonko88 | 2011-11-14 22:25 | 農業 | Comments(0)

TPPと農業

ロクな議論をせずに表明するのは、米の開放の時と同じような気がしますね。

賛成の産業界、反対の農業界という単純な構図で報道されがちですが、「人・物・金」の自由化だとしたら事はそう単純ではないのではないでしょうか?
農業がGNPに占める割合は微々たるもの。あの大国アメリカがそれを狙ってTPPを押し付ける訳はなく、狙いはもっと外にあると考えるのが当然なのですが、報道はそうなっていませんね。まるで問題の本質を隠しているようです。
農産物が安く買える、安く外食できる・・・・何て言ってところで、貴方の旦那様の職が怪しくなるかも知れないのに、そんな危機感は0の消費者の方々。

国民が良いというならどうぞTPPでも何でもやって下さいませ。
その結果どうなるか・・・。全ては自分に返って来ますからね。

自分の地域を見回せば、材木が自由化されて山が荒れ、生糸が自由化されて桑園が放棄された歴史があります。米が自由化されればどうなるか自明の理。
山畑が荒れ、田まで荒れたら、食料自給率がどうのこうの以前に、そんな荒れた光景を見ている人間の心が荒れて日本と言う国がおかしくなってしまう感じがします。

ま、それも国民の選択ですからね。そろそろエコノミックアニマルの心の洗濯が必要な時なのかも知れません。
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by sekikonko88 | 2011-11-14 22:11 | 農業 | Comments(0)

結婚記念日

春にオーガニックふくしま安達の複数のメンバーが綿の種を蒔きました。
播種後に雨で流された畑、生育途中で雑草に負けた畑といった失敗例ありましたが、3箇所の畑では無事成長しました。(当園も雑草に負けた所ありましたが半分は育ちました)

摘み取りは、コットンプロジェクトということで福島の「わ田や」さんの企画により体験作業が組まれました。場所は、市内のO内さん畑。
東和からの参加がないのは格好がつかないので行ってみました。
20名程度の人が集まったのは良かったのですが、肝心のコットンボールが僅かしか弾けておらずあっと言う間に終わってしまいました。
湿気があるとなかなか弾けないのだそうです。

参加者の皆様はO内宅で昼食&交流会だったのですが、東和組は退散しました。
帰り際、11月7日が結婚記念日だった事を思い出し、同乗しているO山さんに断り、「本家丹波屋」にてケーキを買いました。和菓子屋さんですが、ケーキも安くて旨いです。

O山さんは定年帰農者で、奥様は東京に残り単身で農業に勤しんでいることから、開口一番、「そういう気遣いは大事ですよ!、小さいことの積み重ねですから」とのアドバイス。
身勝手な私はヨメに迷惑掛け通しなので、アドバイスを真摯に受け止め頑張りたいと思いました。
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by sekikonko88 | 2011-11-14 20:26 | 生活 | Comments(0)