福島に移り住み早8年。脱サラ夫婦2人(+子供2人)の安全安心おいしい農的生活です。コンの日記 http://nouka.blog68.fc2.com/ もご覧下さい。


by sekikonko88

茂木町にて

県の「地域創生・人口減少対策有識者会議」の委員をさせて頂いております。
今秋までに県として計画をまとめなければいけないとのことで、良いペースで開催されており、各委員からの忌憚なきご意見にいつも感銘を受けています。色々と言われている事務局は大変ですね。お疲れ様です。

さて、先日、その会議で先進地視察ということで、栃木県茂木町へ行って来ました。
やり手の町長が「智恵ある者は智恵を出せ、智恵ないものは汗をかけ」と職員を叱咤激励し、地域活性化に向け様々な取り組みをして大きな成果を上げています。
道の駅もてぎは、地方創生の拠点となる全国モデルに選ばれ(全国で6箇所)、年間125万人の来駅者、売上8億円、80名雇用という実績を有し、6次化として自ら加工もしています。また、地域資源循環センターでは、町内で回収される生ゴミ、里山で得られる、落葉、間伐材、竹を堆肥化、農業への活用を行い、地域資源の循環利用が進められています。他に、ヤル気ある地域へは、起業まで支援しています。
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                  (写真は、里山から集められた「落ち葉」です)

行政や学者が喜ぶ成功事例で、様々なところで紹介されていますが、現実は厳しく若者達は職を求め町外へ転出し、人口減を止めることができずにいます。
母ちゃんのパートの場ではなく、一家の主の働く場が必要なんだ・・・と町長は仰ります。
成功体験に溺れず、現実の問題をしっかりと認識し、将来を見据えて次なる手を講じようとしている姿に感銘を受けました。

茂木町は、現行のルール、法の規制下で、最大限できることは何でもやっていると思いますが、それでも得られる成果では十分でないということを証明しています。
本当に地方創生を目指すなら、国がガチャガチャ言うのではなく、全てを地方に任せ、国は大胆な規制緩和をして地方のアシストに徹するようにしなければなりません。


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by sekikonko88 | 2015-05-30 23:21 | 農業 | Comments(0)