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福島に移り住み14年。脱サラ夫婦2人(+子供2人+ヤギ4頭)の楽しくておいしい農的生活です。


by sekikonko88

1億総玉砕の魁

戦艦大和が沈んで70年のこの日、縁ある各地で追悼式が行なわれた報道されています。一億総玉砕の魁になれという事で、片道燃料で直掩機なしで沖縄特攻させられた大和。無茶苦茶と言わざるを得ません。命令を出した上層部の連中は、責任をとったのでしょうか。太平洋戦争が侵略戦争だったか、アジア解放戦争だったかは、各人各様に考えた頂ければ良いですが、戦史を読んでいると、戦争を指導した陸軍大学、海軍大学を出た高級軍人達の計画性の無さ、無責任さが伺えます。大体この手の輩は、戦場に出ず、作戦の失敗は、現場の兵隊、将校が負わされるという構造になっています。負けるべくして負けたとい言えますが、今もこの構造は基本的に変わっていない感じがします。
戦没者の方々のご冥福と平和の大切さを心に刻みたいと思います。

ところで、世界最大級の戦艦を建造した技術力は素晴らしかったと言えますが、何故建造したのか?。いつも疑問に感じていました。
パナマ運河を航行できる敵戦艦が装備する主砲の口径が最大で40cmだから、それより大きい46cm砲なら、砲撃戦で勝てるからと何かで読んだことがあります。しかしながら、40km先の動いている敵戦艦を砲撃して当てることは事実上無理ではないでしょうかね?
それなら、航空機による攻撃の方が確実のはず。実際、世界最大の戦艦を造った日本ですが、航空戦力を駆使し、真珠湾攻撃を行なったり、マレー沖にてイギリス海軍のプリンスオブウェールズ、レパルスを沈めたりして自ら航空戦力の有効性を証明しています。

何を考えて建造したのか?
多分、その場の雰囲気やら流れで決まってしまったような感じがします。

by sekikonko88 | 2015-04-07 20:39 | 生活