福島に移り住み早8年。脱サラ夫婦2人(+子供2人)の安全安心おいしい農的生活です。コンの日記 http://nouka.blog68.fc2.com/ もご覧下さい。


by sekikonko88

男たちの大和/YAMATO

今年の反省に飽きて、偶然放映されていた標記映画をBSにて見ました。
沖縄水上特攻の話は、本で読み別の映像でも見て知っていたので、真新しさはなかったですが、本作では、そのリアリティに驚きました。実際に原寸大のセットを作っていたようですし。

現在の人間が現在の価値観で過去を裁くことはできないのは重々承知ですが、沖縄特攻の愚かさを改めて実感するばかりです。
一億総玉砕の魁になれ!と前線に出ない司令部の連中が良く言えますね。
故郷のため家族のためにと作戦への疑念や個人的な感情を胸に秘め任務に当る姿は、見る者に感動を与えます。神風特攻にせよ、この作戦にせよ、私心を捨て戦う者は立派です。
でも、個人の行いに対して敬意、尊敬の念を頂くことはあっても、特攻作戦全体を決して美化していけないと思います。

特攻作戦を立案し発動した指導部。人様の善意を巧に利用し、死に駆り立てていながら、誰も責任を取らない現実。原発の事故も然り。個人の行いと全体の行いは完全に根っこが違いますので、混同してはいけないですね。
全体を動かす無責任なシステム(官僚機構、権力等々)に対しては常に厳しい目を向けねばならないと改めて実感させた作品でした。
※対立、対決することではない点、念のため申し添えます。

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by sekikonko88 | 2014-12-29 21:15 | 生活 | Comments(0)