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福島に移り住み14年。脱サラ夫婦2人(+子供2人+ヤギ4頭)の楽しくておいしい農的生活です。


by sekikonko88

不可解なことです(6次産業化法の事業認定の件)

6次産業化法に基づく総合化事業計画の認定申請を東北農政局に出していました。

内容は、既に地元で栽培されているリンゴを原料としたシードルと現在植栽が進んでいる(現時点で700本)ブドウを原料にしたワインを製造するというものです。
ふくしま農家の夢ワイン株式会社の役員8名は専兼の別はあれど皆農家で、リンゴ又はブドウを栽培していることから、6次産業化法の対象となります。

内容的に不備なく、着々と計画を進めていたので、自信を持っていたのですが、農政局より連絡があり、「今回は認定を見送るので、取り下げ手続きをして欲しい」とのこと。
有り得ない結果に愕然としました。

「計画は問題ないのですが、まだブドウが収穫されてないので時期尚早との判断です」
「5年先を見据えた計画を出させておいてブドウがないというは如何か?」「既に植わっている実績は評価しないのか?」・・・担当者には悪いと思いつつ疑問をぶつけますが、ウニャウニャウニャウニャ。
「そもそも初年度のリンゴを原料としたシードル加工は評価しないのか?!」
「リンゴのシードルは県単事業が入ってますから・・・」
本音はそこか。
お上がお墨付きを与える前に県の事業を入れたことに対する当て付けか・・・。

この総合化事業計画は、取り組みそのものを評価するものであるから、補助事業が手当されているから認定しないというはありえないことだと思います。
計画に問題ないのに自主的な取り下げは納得できないので、翌日を改めてお電話。
補助金の手当を持って認定しないというのは如何か?と詰めると「それは理由でありません」と前日の言を覆してきました。何となく見えてきたような感じがしますが、真相はわかりません。

シードルを中心にした計画に直せば第3回認定(2月)は通るかも知れないですね・・と担当者。
官は民より強し・・・。
by sekikonko88 | 2012-11-01 13:14 | 農業