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福島に移り住み14年。脱サラ夫婦2人(+子供2人+ヤギ4頭)の楽しくておいしい農的生活です。


by sekikonko88

寄切(戸沢7区保全会)

自分の土地から草刈り機等で届く範囲を「寄せ」と言い、他人の土地であっても草刈り等の管理をして良いことになっています。傾斜地で段々畑、棚田みたいになっているこの地域の合理的な習慣ですね。
その寄せの雑草や立ち木の枝が伸びて、農作業や往来に支障をきたす場合があります。それらを除去する作業を寄切りと言います。

戸沢7区保全会が設立されて農地・水・保全向上対策に取り組んでからは毎年、地区内で寄切を行っています。今年で4年目。地域内は大分すっきりして来ました。
今回も要望が上がっていた幾つかの箇所で作業をしました。
西高内班と道長内班が担当したのは、十郎内分岐点の杉の枝打ち、西高内地内のカヤとグミの枝打ちでした。特に十郎内の杉は道路の南側にあることから、日影を作り冬季間雪が溶けない原因となってました。この分岐点は国道349号との合流点なので非常に危険です。
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梯子を伝って鋸や鉈で枝を落とすと、スッキリし日が射すようになりました。
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やはりしっかり管理された状態は気持ち良いものです。

「折角の休日だけど、たまにはこういう共同作業した方が(地域環境のためにも、人の和を保つためにも)良いだよな」と参加された方(消防団でお世話になっています)が一言。
私もそう思いました。
by sekikonko88 | 2011-12-12 08:37 | 農業