福島に移り住み早8年。脱サラ夫婦2人(+子供2人)の安全安心おいしい農的生活です。コンの日記 http://nouka.blog68.fc2.com/ もご覧下さい。


by sekikonko88

談合に思う

談合絡みの本を読んでいて、一寸昔を思い出しました。

I区役所で、交通安全施設工事の発注があり業者が呼ばれました。(指名競争入札です)
まずは、工事内容を説明する「現説」です。現場ですることは珍しく、役所内で行われます。
現説後、呼ばれた業者全員で喫茶店へ行き、談合開始。
定期的にある補修工事なので、「今回の工事は××さんで」と直ぐに決定。
××がお茶代を払い解散。

入札を控え、××はI区役所の担当者の所へ。
黙々と机に向かって仕事している担当者に、「今回はお世話になります」と小声で言うと、担当者はチラリとこちらを見て、さりげなく机上の書類を見せます。
そこに記された数字を記憶して、目礼し、その場を去ります。

工事予定価格です。
帰社後、この数字を元に、他社へ入札額を連絡します。
Aさんは1回目・・2回目・・3回目、Bさんは1回目・・2回目・・。
(本当らしく見せる為に、1回は外し、2回目で落とすのでが、念のため3回目も用意しておきます)
証拠は残してはいけいなのでFAXは使いません。
各社へ連絡後、タイプで入札書を作成し封筒に入れておきます。

で、当日、会場に向かい、順番を間違えないように入札します。
工事予定価格より僅かに低い額で落札。
終了後、また、喫茶店に集合し、工事の打ち合わせ。
内容、希望により、自社施工、丸投げ等があり、他社と調整します。

今から20年前の話しです。今はどうなっているのでしょうかね。
一人勝せず、皆で利益を分け合う方法で、理に叶っているとは思いますが、使われるのが血税と思うと複雑な想いがします。
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by sekikonko88 | 2011-02-04 01:21 | 生活 | Comments(0)