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福島に移り住み14年。脱サラ夫婦2人(+子供2人+ヤギ4頭)の楽しくておいしい農的生活です。


by sekikonko88

差は歴然

「お晩です。消防団です。」、秋季火災予防運動のビラ配りのためKさん宅の玄関をカラカラと開けると、酒盛り中。しかも前分団長もおられ、「ここが最後だべー。上げってけー」となり、いやーそのーと言っている内に酒を注がれ参加することになりました。
近所の農機具組合のメンバーで、マズイ酒(新潟の「越路吹雪」、「越乃景虎」)が手に入ったので収穫祭と称し集まったそうです。大七に比べ薄くてマズイんだと言いながら、良いペース。

その時、この陽気だともう乾かないから早く脱穀した方が良いと言われました。予報では火曜辺りから雨の気配だったので、今日、杜氏さんに了解を得て、仕事もそこそこに帰宅し、脱穀をしました。
機械をセットして、1時にスタート。私が機械に稲を入れる役、妻がハセに掛かっている稲を運ぶ役です。
順調に作業は進みましたが、終盤頃、予報に反して雲行きが怪しくなり、雨がポツポツきました。
参ったなーと思ったら、屋敷の方3名とKさんが何処からともなく現れ、雨が降り出す前に終わらせろと、コンバイン袋を軽トラで運んだり、藁を一箇所に集めシートを掛けたり、果ては、邪魔なハセを根元から引き抜き(私がヒモを解きながら分解するのとは大違い・・・。大胆です。)、機械を操り脱穀をしてくれました。
やはり、私らより断然早かったです。お陰様で、雨に当たることなく無事脱穀を終えることができました。
そういえば、麦の収穫の時も、雨が降り出し、麦束の回収を手伝って貰いましたね。恐縮です。

で、今年は、借りている田圃1反(慣行栽培)と自分の田1反(無肥料栽培)両方ともハセ掛けにし、今日脱穀したのですが、借りている田圃分がコンバイン袋で27袋(去年は24袋)で、自分の田圃分が9袋でした。
袋を並べてみて差は歴然・・・。
環境と財布に優しい無肥料栽培とは言え、慣行栽培の1/3では、まだまだですね。
もっともっと精進が必要です。
by sekikonko88 | 2009-11-09 20:18 | 農業