福島に移り住み早8年。脱サラ夫婦2人(+子供2人)の安全安心おいしい農的生活です。コンの日記 http://nouka.blog68.fc2.com/ もご覧下さい。


by sekikonko88

酒蔵の見学

義父が還暦を迎えるということで、能登にある人気の高い温泉宿でお祝いをしました。
とても、びっくりする大きな施設、気の利く仲居さん達、充実のサービスで流石だなーと感心するばかりでしたが、頼んだ生ビールの泡が弾けてしまった状態で持って来られたのには閉口しました。たった一杯のビールと言えど、酒好きには気になるところなので、日本一の宿として粋を見せて欲しかったです・・・・。

それはさておき、折角、酒屋を2日間休み遠出するのだからと酒屋の見学をコースに盛り込み、富山氷見にある高澤酒造さんを見学させて頂きました。

旧道沿いの古い町並みに小売店舗を構え、その奥が造り蔵となっていて、蔵を出ると海まで100mという立地条件です。大洗に海が見える蔵があるのは知っていましたが、日本海側でもあるのですね。仕込兼貯蔵に使う土壁蔵と新設の蔵により構成されています。蔵付き酵母を活かしたいことと、蔵内温度を一定に保ちやすいことから土壁蔵を残しているとのことです。土壁蔵に10本程度のタンクが並ぶだけの小さな蔵で、聞くと350石弱とのこと。酒税法上の日本酒の下限製造量ギリギリというところですね(ま、既得権者は厳しくないそうですが)。新酒との混和用に少々の在庫を持ちたいのに、売り切れてしまうそうです。製造量を増やせば良いところですが、無理して酒の質を下げたくないという蔵元と下げて欲しくないというファンの意向で現状維持でいくそうです。
仕込み蔵の脇には、昔ながらの佐瀬式の槽がありました。拘りの小さい蔵では、自動絞り機に頼らない所が多くあります。絞る原理は、昔のままで、手間はかなり掛かりますが、酒質は当然良くなります。あの槽から絞られる酒を柄杓で汲んで飲んでみたいですね。

酒質第一に、手間を惜しまない蔵元と応援するファンの方々。
新潟の人気酒もダブつく昨今の経済状況下でも売れているのが
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分かるような気がします。
ものづくりの基本を見たように感じました。
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by sekikonko88 | 2009-11-01 17:09 | 生活 | Comments(0)