種を買わない農民
2009年 06月 03日
ガッチリマンデーで種屋が紹介されていました。
種を蒔いて育った作物から種を採って翌年蒔いても親と同じものにならないので、
種を毎年種屋から買わないとならない仕組みでガッチリだそうです。
そういう種をF1と言っています。
現在、流通している野菜は、豊産生、良食味性、耐病性等々の人間にとって都合の良い形質を備えているF1種が主流ですね。
だから、市場に出荷するために、農家はF1の種を毎年買っています。
種は全ての始まりです。それが、自家採種できず買わなければならないとなると自給自足も危うくなります。
有機農業を実践するものとして、F1種を使うことに抵抗がありますが、当面は、経営の安定化を目指すために、市場出荷をする予定なのでF1種の使用をしています。
が、後ろめたいものがあるのも事実。
なので、開園当初から在来種(固定種)の栽培も少しづつ行っているところです。
そんな、駆け出し農家にとって強い見方が現れました。
「あぶくま野菜図譜をつくる実行委員会」です。委員長の菅野寿雄さんとひょんなことから知り合い、同じあぶくま地域(隣町)、また出身大学が同じという縁もあり、幾つかの品種をお分け頂きました。
全て、この地域で篤農家により守られてきた品種です。
そういう品種を育てられることは有機農家としてこの上なく光栄なことだと思います。
F1と違って、沢山成るものではありませんが、この風土に合っていて、病気知らずで育つそうです。
私も、1農家として、しっかり種を採り次世代へ繋いでいきたいと思います。
種を蒔いて育った作物から種を採って翌年蒔いても親と同じものにならないので、
種を毎年種屋から買わないとならない仕組みでガッチリだそうです。
そういう種をF1と言っています。
現在、流通している野菜は、豊産生、良食味性、耐病性等々の人間にとって都合の良い形質を備えているF1種が主流ですね。
だから、市場に出荷するために、農家はF1の種を毎年買っています。
種は全ての始まりです。それが、自家採種できず買わなければならないとなると自給自足も危うくなります。
有機農業を実践するものとして、F1種を使うことに抵抗がありますが、当面は、経営の安定化を目指すために、市場出荷をする予定なのでF1種の使用をしています。
が、後ろめたいものがあるのも事実。
なので、開園当初から在来種(固定種)の栽培も少しづつ行っているところです。
そんな、駆け出し農家にとって強い見方が現れました。
「あぶくま野菜図譜をつくる実行委員会」です。委員長の菅野寿雄さんとひょんなことから知り合い、同じあぶくま地域(隣町)、また出身大学が同じという縁もあり、幾つかの品種をお分け頂きました。
全て、この地域で篤農家により守られてきた品種です。
そういう品種を育てられることは有機農家としてこの上なく光栄なことだと思います。
F1と違って、沢山成るものではありませんが、この風土に合っていて、病気知らずで育つそうです。
私も、1農家として、しっかり種を採り次世代へ繋いでいきたいと思います。
by sekikonko88
| 2009-06-03 21:11
| 農業